GXとカーボンニュートラル:政策と技術の最前線

GX検定アドバンストの取得をきっかけにブログを新設しました。これまで関心を抱いていたグリーントランスフォーメーション (GX)やカーボンニュートラルが、いっきに身近に感じられ、その奥深さにすっかり引き込まれてしまったのです。このブログは、まさにそんな初心者としての私が、日々学びを深めながら発信していく探求の記録です。特に、脱炭素社会の要となる電力分野の政策や技術革新、そしてそこに横たわる複雑な課題について、一歩一歩調査分析を進めます。ガバナンスの知見も活かしつつ、難解に思えるテーマの理解を深めていきます。

GX

経済産業省「第1回 次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた実装加速連絡会」を読み解く:ペロブスカイト社会実装へ、官民連携が拓く日本のエネルギー戦略

今回は、令和7年9月12日に開催された「第1回次世代型太陽電池の導入拡大及び産業競争力強化に向けた実装加速連絡会」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。日本のGX戦略の重要な鍵を握る次世代型太陽電池、特にペロブスカイト太陽電池の社会実…

「第13回次世代の分散型電力システムに関する検討会」を読み解く:DER活用を支えるガイドライン改定とベースライン

今回は、2025年9月8日に開催された「第13回次世代の分散型電力システムに関する検討会」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。 この検討会では、分散型エネルギーリソース(DER)の活用を本格化させる上で不可欠な、エネルギー・リソース・ア…

「第3回 ワット・ビット連携官民懇談会」を読み解く:データセンター地方分散が拓く日本のDXとGXの未来

今回は、令和7年8月22日に開催された「第3回 ワット・ビット連携官民懇談会」の事務局説明資料を読み解き、今後のデジタルインフラとエネルギー政策の方向性について、自身の学びとして整理しました。※関連記事:ワット・ビット連携官民懇談会「取りまと…

「第6回DRready勉強会」を読み解く:DER社会実装へ、ハイブリッド給湯機・蓄電池・EVの制度設計が前進

今回は、令和7年8月28日に開催された「第6回DRready勉強会」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。 この勉強会では、デマンドリスポンス(DR)の実現に向け、ハイブリッド給湯機や家庭用蓄電池、EVといった分散型エネルギーリソース(DER)の…

「第12回 グリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループ」を読み解く:洋上風力と次世代太陽電池が拓く日本のエネルギー戦略

今回は、2025年7月23日に開催された「第12回グリーン電力の普及促進等分野ワーキンググループ」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。 この会議では、日本のGX戦略の根幹をなす再生可能エネルギーの主力電源化に向け、特に「洋上風力発電」と…

「第18回 同時市場の在り方等に関する検討会」を読み解く:電力市場の未来を創るSCUCとSCEDの制度設計

今回は、2025年7月29日に開催された「第18回 同時市場の在り方等に関する検討会」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。 この検討会では、将来の電力システムの安定供給と効率化を両立させるため、電力(kWh)と調整力(ΔkW)を同時に取引する…

「第1回排出量取引制度小委員会」を読み解く:日本のGXを担う制度設計の第一歩

今回は、2025年7月2日に開催された「第1回 排出量取引制度小委員会」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。日本のGX戦略の根幹をなす「成長志向型カーボンプライシング構想」が、いよいよ具体的な制度設計のフェーズに入ったことを示す、極め…

「2025年度第1回 定置用蓄電システム普及拡大検討会」を読み解く:蓄電池普及の鍵を握るサイバーセキュリティと事業性

今回は、2025年7月22日に開催された「2025年度第1回 定置用蓄電システム普及拡大検討会」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。 この検討会では、再生可能エネルギーの主力電源化に不可欠な定置用蓄電システムの普及に向けて、極めて重要かつ…

「第3回電力システム改革の検証を踏まえた制度設計WG」を読み解く:電源投資と市場設計が描くエネルギーの未来

今回は、2025年7月22日に開催された「第3回電力システム改革の検証を踏まえた制度設計ワーキンググループ」の議論内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。 この会議では、日本のエネルギーの未来を左右する「電源投資」と「電力市場設計」という、極め…

「第106回次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会 制度検討作業部会」を読み解く:容量市場の需要曲線が示す電力安定供給への道筋

今回は、2025年7月22日に書面審議された「第106回制度検討作業部会」の内容を整理し、自身の学びとしてまとめました。この作業部会では、電力の安定供給を将来にわたって確保するための重要な仕組みである「容量市場」について、具体的な制度設計が議論され…

「第74回 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」を読み解く:日本の再エネ政策の現在と未来

今回は、2025年6月3日に開催されました「第74回 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会」の議論内容を読み解き、自身の学びとして整理しました。 …

「GX実現に向けたカーボンフットプリント活⽤に関する研究会 中間整理」を読み解く:カーボンフットプリント(CFP)活用の現在地と未来

今回は、「GX実現に向けたカーボンフットプリント活⽤に関する研究会 中間整理」の内容を私なりに読み解き、整理しました。日本のGX推進における産業競争力強化という重要なテーマについて、具体的な政策の方向性が示されています。 www.meti.go.jp 検討の背…

「第105回次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会 制度検討作業部会」を読み解く:電力市場の精緻なチューニングと洋上風力投資の未来

今回は、2025年6月25日に開催された「第105回 制度検討作業部会」の議論内容を自身の学びとして整理しました。 この作業部会では、電力の安定供給と脱炭素化という二つの大きな目標を達成するため、需給調整市場や容量市場といった電力システムの根幹をなす…

「第2回 GXリーグにおけるサプライチェーンでの取組のあり方に関する研究会」を読み解く:サプライチェーン全体で挑む脱炭素のリアルな課題

今回は、2025年7月15日に開催された「第2回 GXリーグにおけるサプライチェーンでの取組のあり方に関する研究会」の議論内容を読み解き、自身の学びとして整理しました。GXリーグが今後、スコープ1・2の取り組みから、より複雑なスコープ3、つまりサプライチ…

「第3回 次世代電力系統ワーキンググループ」を読み解く:再エネ主力電源化への挑戦と系統運用の未来

今回は、2025年6月27日に開催されました「第3回 次世代電力系統ワーキンググループ」の議論内容を読み解き、自身の学びとして整理しました。再生可能エネルギーの出力制御、ノンファーム型接続の進捗、局地的な大規模需要への対応、そして系統用蓄電池の連系…

「第9回カーボンマネジメント小委員会」を読み解く:CCS/CCU社会実装へのロードマップ

今回は、6月25日に開催されました「第9回カーボンマネジメント小委員会」の議論内容を読み解き、自身の学びとして整理しました。日本の脱炭素戦略の中核をなすCCS(二酸化炭素回収・貯留)およびCCU(二酸化炭素回収・利用)の社会実装に向け、具体的な支援…

「第104回次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会 制度検討作業部会」を読み解く:進化する長期脱炭素電源オークションの制度設計

今回は、6月23日に開催されました「第104回次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会 制度検討作業部会」の議論内容について整理しました。この会議では、日本の脱炭素化に向けた重要な政策ツールである「長期脱炭素電源オークション」の第3回入札に向けた、よ…

「第11回グリーン電力の普及促進等分野WG」を読み解く:廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラルの現在地と未来

今回は「第11回グリーン電力の普及促進等分野WG」での議論を読み解きました。議論されている内容から、廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現に向けた、官民一体の具体的な技術開発と戦略的な取り組みが見えてきました。 www.meti.go.jp 概…

第3回ワット・ビット連携官民懇談会WG:系統余力活用の具体策と「N-1電制」が示す現実的選択

今回は、令和7年5月29日に開催されました「ワット・ビット連携官民懇談会ワーキンググループ」の第3回会合で公開されている情報を読み解きました。これまでの議論でデータセンターの電力需要という大きな課題が共有されましたが、今回はその具体的な解決策に…

第5回 CCS事業の支援措置に関するWGでの議論を読み解く:二酸化炭素回収・貯留を加速する制度設計

今回は、2025年6月11日にオンラインで開催された「第5回 CCS事業の支援措置に関するワーキンググループ」の議論内容を私なりに読み解き、整理しました。経済産業省が開催する「CCS事業の支援措置に関するワーキンググループ」は、日本の脱炭素化戦略における…

第19回 資源・燃料分科会 小委員会:脱炭素燃料政策の最前線

先日開催された総合資源エネルギー調査会 資源・燃料分科会 脱炭素燃料政策小委員会(第19回)の議論内容について、私自身の学びを整理しました。今回の会議では、次世代液体燃料政策や国際海事機関(IMO)のGHG削減対策、そしてガソリンへのバイオエタノー…

第1回ワット・ビット連携官民懇談会WG:AIと電力の未来から見えた課題と可能性

GX検定アドバンストを取得してから、GXとカーボンニュートラルにも関心を持ち始め、特に脱炭素社会の根幹を支える電力分野についても取り組みを始めました。 今回は、そんな学びの中で非常に注目している「ワット・ビット連携官民懇談会」について、初心者な…